土曜だけ働くと、月いくらになるか

土曜だけのアルバイトは、月4〜5日程度の勤務です。ここでは1か月を平均4.3週として、1日8時間働く場合を見ます。

時給

月収目安

年収目安

1,226円

約4万2,000円

約50万6,000円

1,400円

約4万8,000円

約57万8,000円

1,500円

約5万2,000円

約61万9,000円

1,800円

約6万2,000円

約74万3,000円

2,000円

約6万9,000円

約82万6,000円

東京都の令和7年度地域別最低賃金は1,226円です。実際の時給は地域、職種、時間帯によって変わりますが、土曜だけ8時間働く場合、年50万〜80万円前後が一つの目安になります。

1日4時間だけなら、金額はおおむね半分です。時給1,400円なら、土曜4時間で月約2万4,000円、6時間で月約3万6,000円、8時間で月約4万8,000円です。

最初の3年だけ追加投資する

今回は、土曜バイトを一生続ける想定にはしません。最初の3年だけ働き、その追加収入を全額投資へ回す条件で考えます。

通常の年間投資額

年60万円

土曜バイトによる追加投資額

年60万円

バイトをする期間

最初の3年だけ

運用期間

30年

投資タイミング

年末一括に近い簡易計算

通常の投資も年60万円続ける前提です。バイトありのケースでは、最初の3年だけ年60万円を追加し、その後は通常投資だけに戻します。

年60万円を3年追加すると、30年後の差は約412万〜1,199万円

最初の3年だけ年60万円、合計180万円を追加投資した場合、30年後の差は次のようになります。

年利

追加元本

30年後の差

年3%

180万円

約412万円

年5%

180万円

約706万円

年7%

180万円

約1,199万円

年5%で見ると、最初の3年間だけ土曜バイトをして年60万円ずつ追加投資する人と、しない人では、30年後に約706万円の差が出ます。

元本は180万円なので、年5%の場合は運用によって約526万円増えた計算です。早い時期に入れたお金ほど、その後の運用期間が長くなるため、差が大きくなります。

追加投資額別に見る

土曜バイトの収入は時給や勤務時間によって変わります。年50万円、60万円、80万円を最初の3年だけ追加投資した場合も比較します。

追加投資する年額

年3%

年5%

年7%

年50万円

約343万円

約588万円

約999万円

年60万円

約412万円

約706万円

約1,199万円

年80万円

約549万円

約942万円

約1,598万円

土曜だけでも年60万円前後を追加できるなら、3年限定でも30年後には数百万円単位の差になります。年80万円を追加でき、年5%で運用できた場合は、差は約942万円です。

通常投資と合わせると、年5%で約18%増える

通常の年間投資額を年60万円とし、それを30年間続けた場合、年5%では約3,986万円になります。

ケース

30年後の評価額

バイトなし、年60万円を30年

約3,986万円

最初の3年だけ年60万円を追加

約4,692万円

差額

約706万円

比率で見ると、約18%の上乗せです。毎週土曜に働くことは軽い負担ではありませんが、最初の3年に限定すれば、長期の資産形成に対する初期ブーストとしてはかなり大きいと言えます。

土曜バイトを続けすぎないために

土曜バイトの弱点は、休日が減ることです。平日は本業、土曜はバイト、日曜は回復だけ、という生活になると、資産は増えても自由時間は減ります。

そのため、始めるなら最初から期限を決めた方がよいです。例えば、3年だけ、追加元本180万円まで、NISAの積立額を増やす期間だけ、というように終了条件を置きます。

追加収入を投資へ回す前に、生活防衛資金が不足していないか、高金利の借金がないか、税金や社会保険の影響を確認することも必要です。正社員がアルバイトをする場合は、勤務先の就業規則や副業届出の有無も確認します。

短期の追加労働を、長期の選択肢に変える

土曜だけ働くこと自体は、脱労働ではありません。むしろ短期的には労働時間を増やす行動です。

ただし、得たお金をそのまま生活費に溶かすのではなく、早い時期の投資元本として使えるなら、将来の選択肢は増えます。今回の試算では、最初の3年だけ年60万円を追加するだけでも、年5%なら30年後に約706万円の差になりました。

副業バイトの目的は、働き続けることではなく、将来の必要労働時間を減らすための元本を早く作ることです。